【DAZstudio】セクション3.2 サーフェイス 日本語ユーザーガイド 非公式 UserGuide
セクション3.2 –サーフェイス
図 26のサーフェイスを持つジェネシス
作成したフィギュアにテクスチャを適用するプロセスに進む前に、いくつか知っておかなければならない、基礎としての概念があります。
これらについては、次のいくつかのセクションで説明します。
最初に理解する概念-「サーフェイス(表面)」とは何ですか。
この概念 理解するのは、それほど難しいことではなく、DAZ Studioで成功するために膨大な勉強は必要ありません。
「サーフェイス(表面)」は、コンピューター3Dグラフィックモデルの要素のひとつであり、ポリゴンの要素でもあります。サーフェイスとはモデルの表面がどのように見えるか、(色や、質感など)を決めている部分なのです。
アーティストがオブジェクトを作るとき、モデルの表面に名前を付けて、割り当てます。
モデルはすべてのポリゴンが1つのサーフェスの場合もありますし、分割されたサーフェスになる場合もあります。
単純なモデルにはサーフェスが1つしかありませんが、複雑なモデルには複数のサーフェスを含めることができます。たとえば、ジェネシスには26のサーフェイスがあります。
注:モデルのサーフェスの完全なリストは、サーフェスペインで表示できます。詳細はセクション3.5をご覧ください。
この概念を例にだして説明すると・・・ジャケットをモデル化したと想像してください。
ほとんどのジャケットには、ボタン、ジッパー、バックル、リベットなどのほか、ジャケットの布素材があります。
ジャケットのこれらの部分はそれぞれ異なり、外観も異なります。
3Dモデラーは、ボタンを独自の表面に、ジッパーを独自の表面に、などを割り当てるのが賢明です。
これにより、ユーザーは各パーツの外観を個別にカスタマイズできます。
このジャケットもモデルには、ボタンとバックルを光沢のあるものにしながら、ユーザーは布をマットな外観にすることができます。
DAZ Studioでは、モデル全体の表面に設定を適用するのではなく、各表面を個別にカスタマイズ出来るのです。