【DAZstudio】セクション3.5.6 バンプ(表面の凸凹) 日本語ユーザーガイド 非公式 UserGuide
3.5.6 – Bump Strength(表面の凸凹)
誰かが3Dモデルを作成するとき、モデルの表面は通常滑らかです。
しかし、現実の世界では、人間の皮膚、壁、その他の表面が完全に滑らかなことはめったにありません。
人間の皮膚には毛穴やその他の凸凹があり、ほとんどの壁には、石膏を塗った後や、釘などを打ち込んだ後の凸凹があります。
「バンプ」を使用すると、オブジェクトのメッシュを実際に変更することなく、これらの凸凹を表現できます。
DAZ Studioでは、バンプマップと呼ばれる特定の種類の画像マップを介してこれらの凸凹を表現します。
「バンプマップ」は、シミュレートするバンプの強度を示すグレースケール画像です。
デフォルトでは、128、128、128のRGB値で、ニュートラルバンプに対応します。
明るいものは正の方向のバンプをシミュレートし、暗いものは負の方向のバンプをシミュレートします。
「バンプ強度」プロパティのイメージマップが読み込まれると、「バンプ強度」全体を調整するスライダーが使用可能になります。
[バンプ強度]プロパティの画像メニューボタンを使用して、バンプマップを読み込むことができます。
イメージマップが適用されると、「バンプ強度」スライダーの値がマップ内の値の乗数として機能します。
ほとんどのサーフェスシェーダーには、「バンプ最小」と「バンプ最大」というラベルの付いた2つの追加のバンプ関連プロパティがあります。
これらの値は、シミュレートされたバンプの最小値と最大値を決定します。
「最小バンプ」と「最大バンプ」は、バンプマップから値をシフトまたはスケーリングすることもできます。