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【DAZstudio】セクション3.5.7 変位の強度 日本語ユーザーガイド 非公式 UserGuide

3.5.7 – Displacement Strength

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 「 Displacement(変位)」はバンプに似ており、実際に詳細をモデル化することなく、モデルの表面に詳細を追加できます。

 違いは、バンプはシミュレートされた効果であり、変位は実際にメッシュの形状を変更することです。

違いを説明するために、例を使用してみましょう。

レンガの壁を考えてください。
バンプを使用して、各レンガの表面の粗さをシミュレートできます。

 モルタルによって生じる隙間をシミュレートするには、変位を使用します。

 「バンプ強度」と同様に、「変位強度」プロパティを使用するには、イメージマップを読み込む必要があります。

 ディスプレイスメントに使用されるイメージマップは、「Displacement Map(ディスプレイスメントマップ)」と呼ばれます。

変位マップもグレースケール画像であり、「Displacement Strength(変位強度)」プロパティの画像メニューボタンを使用して読み込むことができます。デフォルトでは、128、128、128のRGB値は変位がないことを示します。

 これよりも軽いものは正の変位と見なされます(つまり、メッシュは外側に変位します)。それよりも暗いものは負の変位とみなされます(つまり、メッシュは内側に変位します)。

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 一部のサーフェスシェーダーでは、変位の最小値と最大値を設定できます。

これにより、最大値に達したときにメッシュの変位がどこまで進むかが決まります。

「Minimum Displacement(最小変位)」値は負の変位に対応し、「Maximum Displacement’(最大変位)」は正の変位に対応します。

 「Minimum Displacement(最小変位)」および「Maximum Displacement(最大変位)」プロパティを使用して、変位マップの値をシフトまたはスケーリングできます。


注:DAZ Studioの1単位は1センチに相当します。最小および最大変位値を設定するときは、このことに留意してください。

注:画像がレンダリングされるまで、変位の効果は表示されません。

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